麻雀でアガったはいいものの、「えーっと、これ何点だっけ…?」と、頭が真っ白になってしまった経験はないだろうか?特に、点数計算を複雑にしている、「符(フ)」の計算は、多くの初心者にとって最大の壁となっている。
もし、基本パターンと符の概念をごく少数覚えるだけで、ほとんどの点数計算ができてしまう魔法のような方法があるとしたら、知りたくないだろうか?
YouTubeチャンネル「発男道場」で公開された動画「【麻雀解説】符を攻略!点数計算のコツ(初心者向け)」では、まさにその点数計算アレルギーを克服するための、画期的な学習法が徹底解説されている。本記事では、その核心的なポイントを凝縮して紹介しよう。
本記事は発男道場の動画より
前提:点数計算とは

例えば、このような手でリーチをしてツモしたとする。
22345m123789p67s(ドラ7s)
これは
・リーチ
・ツモ
・平和
・ドラ
のアガり形になり、20符4翻で1300・2600になるのだが、このリーチ、ツモ、平和、ドラの4つの数のことを翻数と読ぶ。これはドラや役を数えていけば良いので簡単だが、最初の20符は難しく感じるのではないか。ここを「◯符△翻だから〜×点」と覚えようとすると初心者の方はつまづいてしまうため、今回は必要最低限これだけ暗記しておけば明日からでも点数計算が出来るようになることをお伝えする。
大原則:まずは5つの基本パターンを丸暗記!
まず動画で提唱されるのは、「符の計算は、一旦すべて忘れましょう」という、衝撃的なアプローチだ。符を一つ一つ計算するのではなく、麻雀で頻出するアガリの形を、たった5つの基本パターンに分類し、その点数だけを丸暗記してしまう。実は、これだけでほとんどのアガリに対応できてしまうのだ。
これだけ覚えればOK!5つの基本点数パターン
動画では、以下の5つの基本パターンとその点数が、分かりやすい点数表と共に紹介される。

・ツモの場合
・ロンの場合(門前)
・ロンの場合(鳴いている場合)
・ピンフの場合
・チートイツの場合
まずは、この5パターンの1翻~4翻までの点数を、親と子に分けて覚えること。これが、点数計算マスターへの最も確実な第一歩となる。
符計算で覚えておく4つのポイント
では、符は全く必要ないのか?そんなことはない。「テンパネ」という点数がアップする概念があるため麻雀をやる上では知っておく必要がある。
テンパネとは、特定の条件が揃った時に、符の合計が高くなり、点数が1ランク、あるいは2ランクアップする現象のことだ。難しい符計算を覚えるのではなく、「どんな時に点数が1ランクアップするのか」という、ごく少数のパターンだけを覚えれば、それで十分なのだ。

動画では、そのテンパネが起こる4つの主要な要因についても、分かりやすく解説されている。
・ツモなのかロンなのか
・雀頭が役牌なのか
・最後の待ちの形がどうなのか
・手牌の構成(暗刻があるのかやカンがあるのか)

動画を見てもらえれば分かるが、このテンパネの点数は最初に覚える5パターンの点数を覚えておけば対応できるようになっているため、とてもシンプルな構成となっている。
暗記とテンパネで、点数計算の壁を越えろ
複雑で難解に見える点数計算も、学習の順番を変えて覚えるだけで、驚くほどシンプルになる。
・5つの基本パターンを丸暗記する。
・点数が上がる「テンパネ」の4つの条件を丸暗記する。
このツーステップで、あなたはもう点数計算で戸惑うことはなくなるだろう。ぜひ動画本編で、具体的な点数表と、3つの練習問題を解きながら、点数計算への苦手意識を完全に克服してほしい。点数計算が出来ることで例えば、オーラスの1300・2600条件で捲れるシーンを自分で分かってクリアできた時、また麻雀の楽しさに立ち会うことが出来るだろう。