憎しみから始まった麻雀道 ― Mリーガー鈴木優、その波乱万丈の半生

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Mリーグ2023-24シーズン、個人スコアで頂点に輝き、24-25シーズン終了時は通算成績No.1と、その名を麻雀界に轟かせたU-NEXTパイレーツ・最高位戦日本プロ麻雀協会の鈴木優。しかし、その輝かしいキャリアの裏側には、麻雀への「憎しみ」から始まったという、知られざる物語があった。

もし、パチスロで雀荘を開業し、単身赴任でMリーグの頂点に立った男の、波乱万丈の半生を本人の口から聞くことができるとしたら、知りたくないだろうか?

YouTubeチャンネル「発男道場」の街頭録風インタビュー動画「【麻雀街録】Mリーガー鈴木優」では、鈴木プロがその壮絶な麻雀人生を赤裸々に語る。本記事では、その貴重な告白の要点を凝縮して紹介しよう。

本記事は発男道場の動画より

麻雀への憎しみ、そして魅了された日

優プロと麻雀の出会いは、衝撃的だ。父が麻雀好きだった影響で、母が泣いている姿を小さい頃から見ていたため、当初は麻雀を「憎んで」さえいたという。しかし、高校生の時、友人との旅行で人数合わせのためにルールを10分で覚え、初めて卓につく。

しかし、そこで大敗を喫した優プロ。そこから持ち前の負けず嫌いな性格から猛勉強を開始し父からも教えを乞うことに。1週間後のリベンジ戦で勝利し、麻雀の奥深さに完全に魅了されることになる。この経験は、犬猿の仲だった父との関係を改善するきっかけにもなった。

ここは小僧が来る所じゃねえ

18歳の頃友人とのセットでは負け知らずとなった優プロは、フリー雀荘へ通ってみることにした。しかし、初めての入店体験は衝撃だったという。「ここは小僧が来る所じゃねえぞ」と店長に言われ、更には麻雀でも先ツモのオンパレードでスピードについていくのもやっとで1回しかアガれず大敗を喫したのだ。

その経験は優プロを大きく変えた。フリー雀荘で働くようになり、そしていつしかあの最悪だった入店体験にならないようなアットホームの雀荘を開業したいと芽生えるようになっていった。

プロの道へ

地元の豊橋で腕を磨き、いつしか豊橋の四天王の座に君臨し、さらなる成長を求めて20歳で最高位戦日本プロ麻雀協会へ所属することになった。東京にはどんな強い人がいるか、またリーグ戦等の関係もあり上京を決意した。

東京でプロ活動を続けながら雀荘で働き麻雀に勤しんだが、やはりレベルの差はここでも感じたという。それと同時に、東京の雀荘のマナーの良さ、綺麗さに驚いたという。そこから当初のいつか豊橋でも雀荘を開業したいという想いが日々増していった。

パチスロで雀荘開業

東京で働きながらも、開業するにはやはりお金が必要だ。そこでなんとパチスロで資金を貯めたという。昔の時代ではよくあったパチプロ軍団。その軍団を率いていたのが優プロだったという。

24歳で念願の地元・豊橋に自身の雀荘を開業したのだ。それをきっかけに一度はプロの第一線から退いたが、ここからがまた面白い。

プロ復帰、最高位、Mリーガーへ

ここからの続きのストーリーは、YouTube本編で是非見ていただきたい。雀荘開業してからどのように人生が動いていくのか。

麻雀への憎しみから始まった道は、数々の逆境を乗り越え、今、Mリーグの頂点へと続いている。鈴木優という雀士の物語は、単なるサクセスストーリーではない。持ち前の負けん気と行動力で、自らの道を切り拓いてきた、不屈の魂の記録だ。筆者としては、人生を自分のしたいようにするビジョンの描き方とそれに向かう行動力、まさに思考は現実化するを体現しているような人生な気がした。

ぜひ動画本編で、その波乱万丈の半生の全てに触れてみてほしい。明日への活力がもらえる、熱い物語がそこにはある。

本記事は発男道場の動画より

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