その「2446」の選択、本当に合ってる?差が出る麻雀の複雑形の攻略術

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麻雀を打っていると頻繁に出現するにもかかわらず、多くの打ち手が感覚で処理しがちな牌の形がある。それが、「2446」(4668も同様)の形だ。このややこしい形に遭遇した時、あなたは何を基準に切る牌を選んでいるだろうか?この「2446」の形をどう扱うべきか、その選択がアガリ率や打点に大きく影響する「判断要素」が実はあるのだ。

YouTubeチャンネル「発男道場」で公開された動画「【麻雀解説】意外と知らない?2446を扱う時のポイント!」では、まさにこの奥深い「2446」の形について、その特徴と状況に応じた最適な切り順が徹底解説されている。本記事では、その核心的なポイントを凝縮して紹介しよう。

本記事は発男道場の動画より

「2446」の特性を理解する:3つの切り方とメリット・デメリット

「2446」の形から切れる牌は、大きく分けて「2」「4」「6」の3種類だ。動画では、それぞれが持つメリットとデメリットを詳細に分析している。

1. 「4切り」のメリット・デメリット

メリット:
ピンフになりやすい: 「3」と「5」の受け入れが多く、ピンフを狙いやすい。
赤ドラ受けが残る: 「5」の受けが残り、赤ドラを引ける可能性がある。
最終形の愚形待ちが比較的マシ: 仮に愚形(カンチャン)待ちになったとしても、筋引っ掛けで出アガリが期待できる。

デメリット:
両面変化の受け入れが少ない: 「7」を引くなど、良形(両面)に変化する受け入れが限られる 。
ポンで手が進むルートがなくなる: 対子を崩すため、ポンによる仕掛けが難しくなる。

2. 「2切り」のメリット・デメリット

メリット:
両面変化が優秀: 良形(両面)に変化する受け入れ枚数が多く、形が良くなりやすい。
ポンに対応できる: 対子を残すため、ポンによる仕掛けのルートが残る。

デメリット:
ピンフになりにくい: ピンフを狙う受け入れが少なくなる。
最終形の愚形待ちが悪い: 愚形待ちになった時に、アガりにくい微妙な待ちになりやすい。
守備力が不安: 残った牌が危険牌になりやすく、守備力が低下する可能性がある。

3. 「6切り」のメリット・デメリット

  • 「6切り」は、ポンに対応できる点で「2切り」と共通するメリットがあるが、赤ドラの受け入れはなくなる。両面変化の枚数は「2切り」と「4切り」の中間程度となる。

結局、何を切るべきか?─ 状況に応じた判断基準

動画では、これらメリット・デメリットを踏まえ、具体的な5つの手牌を元に推奨される切り順が示される。

ピンフが確定する手牌なら「4切り」
「3」や「5」を引けばピンフが確定するような手牌であれば、ピンフになりやすい「4切り」が推奨される。

ピンフにならない手牌なら「2切り」
ピンフが狙えない手牌であれば、両面変化が優秀で、ポンにも対応できる「二萬切り」が有力となる。

巡目が中盤以降なら「6切り」も有力に
序盤は「2切り」が優勢な手牌でも、巡目が進んで中盤あたりになると、「2切り」の「愚形待ちになった時のアガりにくさ」や「守備力の不安」といったデメリットが重くのしかかる。その結果、「6切り」の選択肢も有力になってくると解説されている。

まとめ:感覚から論理へ。複雑形を乗りこなせ!

「2446」の形は、単なる感覚で切るには奥深い。自分の手牌の特性や巡目を考慮し、それぞれの切り方が持つメリットとデメリットを理解することで、よりスムーズかつ正確な選択ができるようになる。

この知識は、麻雀の成績に劇的な影響を与えるものではないかもしれない。しかし、このような「微差」を知り、常に最善を尽くそうとする姿勢こそが、上級者への道を切り開くのだ。ぜひ動画本編で、具体的な手牌の例と共に、この複雑な形を乗りこなすポイントを学んでほしい。

本記事は発男道場の動画より

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