今期も”最速最強”がMリーグを牽引するー。
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月7日第2試合、ABEMAS・多井隆晴選手が各チームのエース級らがそろった重厚感あふれる卓を制し、全8チームで一番乗りの2勝目を挙げた。
全19局、和了18回、放銃13回と荒れに荒れたこの対局。並びは多井選手、サクラナイツ・堀慎吾選手、パイレーツ・小林剛選手、フェニックス・東城りお選手で開始。多井選手は序盤、堀選手への連続放銃が響き、一時は16000点台のラスに沈んだ。東2局2本場には暗刻の🀉をオリ打ち、非常に悔しそうな表情が印象的な場面も。
それでも、東3局1本場には鳴きに走った堀選手との殴り合いを制し、立直ピンフドラ裏の満貫を直撃。対局は熱を帯び、堀選手があがれば負けじと多井選手があがり返すといった展開で進行した。
バチバチにヒートアップした卓は南入時点で堀選手がトップ、多井選手が2着目につけた。ここから”最速最強”はさらなる本領を発揮し、南1局1本場に南単騎の七対子を小林選手からあがり4800点を加点。続く2本場にも七対子の東単騎9600点を同じく小林選手から仕留めてトップ目に立った。
その後は、小林選手への2600点の放銃のみに抑え、他家の横移動の末に終局までつなげた。
愚形立直に両面聴牌の黙聴、巧みな七対子など戦局を的確に捉えながら自由自在な打ち筋を披露した多井選手。勝利者インタビューでは「このオフシーズン期間に過去のいい時を見て調整してきた。まあまあ打てたかな」と上々の手応え。今期の意気込みについては「最後の最後まで皆さんの飽きない麻雀をMリーグ全体で見せたい」と、リーグ代表格としてのコメントを力強く語った。
これから長いシーズンが続くMリーグ。多くのドラマや感動が必至だが、この男が常に中心にいることはこれまでと変わらない。
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