思惑通りにいったところを見たことがない!
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」2月18日第2試合、U-NEXT Piratesの石橋伸洋選手が出上がりを高める得意の赤切りを披露するも、自らツモるお笑いで跳満手を満貫に仕上げるシーンがあった。
場面は東3局2本場の親番。
ドラ六万2枚と赤5筒を抱えたタンピンドラ3の4・7索待ちを黙聴しているところに赤5索を持ってくると、そのままツモ切りを選択。満貫を確実に拾う計画だったが、次巡にすぐさま7索を引き上げた。
赤5索を留めておけば跳満ツモだっただけに、コメント欄も「コバゴーに怒られろ」「寿人なら倍満」「-6000」「これはあかん」と容赦ない様子。
ただ、反対に「これだからキングは愛される」「これは悪くない。ツモは結果論にゃ」「これがエンターテイナーや!」といった声も多数見受けられ、チームメイトの小林剛プロからも「いいアガリ」とツイートがあり愛されキャラが改めて濃くなった局だった。
結局は逃げ切った格好でこの対局を制した石橋選手。
ただ、東場の親番で6万点以上稼いで盤石態勢を築いたはずが、南場に入ると状況が一転。一時は箱下だったEX風林火山・二階堂亜樹選手に高打点のツモラッシュで迫られ、いつも通りオーラス突入時点で6100点差のハラハラした展開を演出してくれた。
勝利者インタビューでは、インタビュアーに「ベストゲームと言ってもいいじゃないでしょうか」と若干煽られると、「そうなんすかね」と即答。「上がってるけど裏目だったことが多かった」と赤切りをやや悔やむ表情を見せた。それでも「得だと思ってることをやってるので後悔しても仕方がない。上がれるのはいい終わり方なので」と前を向いた。
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