またこのステージで舞える日に感謝ー。
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月6日第2試合、この日バースデイ登板となった雷電・黒沢咲選手が南場の和了ラッシュでセレブらしい華麗なトップを飾った。これまで3着以下が続いていたチームに励みとなるプラスポイントを持ち帰った。
対局はドリブンズ・村上淳選手、麻雀格闘倶楽部・高宮まり選手、風林火山・二階堂瑠美選手、黒沢選手の並びで開局。東場は親満をあがるなどした高宮選手が抜け出し、続いて村上選手が2着につけた。黒沢選手は和了も放銃もなく、慌てず騒がずといった冷静な闘牌で戦局を見つめる。
南場では手牌にも恵まれ、打って変わって攻撃態勢に。南1局では当たり前のように発の一鳴きをスルーし南暗刻の聴牌に漕ぎ着けると、親の村上選手の立直、高宮選手の鳴き仕掛けに無筋を切り込む形で立直を決断。これが高宮選手の一発を誘い、裏裏の満貫を直撃して2着までのぼり詰めた。
南2局にもピンフドラ1の手で立直を敢行し、裏1の満貫ツモあがり。
これでトップに躍り出ると、続く南3局ではピンフドラ2の立直を瑠美選手から満貫直撃してトップを我がものにした。
今シーズンはドリブンズ・鈴木たろう選手やチームメイトの本田朋広選手が誕生日に成績が振るわなかったこともあり、勝利者インタビューでバースデイ登板について問われると「あまり良いイメージがなかったんですけど良かったです」と苦笑い。その後もほっとした様子でインタビューに応じ、「私はあまり裏ドラが乗らないんですけど、今日は大事なところで乗ってくれましたね。良い誕生日プレゼントでした」とはにかんだ。そして、オーラスに海底ずらしのカンを失念してしまったことを反省する場面もあり、コメント欄にはそんなお茶目で素直な一面に「正直でよろしい」「好きだわ」「可愛い」と親近感を覚えるファンの温かい声が並んだ。
最後は「また皆さんに応援してもらいながらこういう舞台で麻雀ができるという幸せを噛み締めながら、精一杯頑張ります」と決意の一言。昨シーズンは自身、チームともに苦しい戦いとなっただけに、セレブの今期にかける思い、ファンのために舞う覚悟は誰よりも熱いかもしれない。
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