この壮絶なボーダー争いを勝ち抜くために、俺は指名されたんだ。
プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリーグ2022-23セミファイナル」4月28日第2試合、パイレーツ・仲林圭選手が大物手が次々と飛び出した乱打戦を制し、今期最多となるセミファイナル個人3勝目を決めた。
対局は仲林選手、ABEMAS・松本吉弘選手、サクラナイツ・内川幸太郎選手、麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人選手の並びで開始。
4/27 第二試合 内容
東1局は流局となり、続く東1局1本場、仲林選手は先制立直からあっさりと裏1の4000オールを決めると、
2本場にも内川選手から満貫を打ち取ってさらなるリードに成功した。
しかし、東2局には親の松本選手の立直に飛び込んで3900点を失うと、2回の流局をはさんで迎えた東2局3本場には松本選手に4000オールを決められて迫られた。
続く5本場には内川選手から満貫を奪ってリードを広げるも、
東4局には親の寿人選手の赤5索切り3索単騎の秀逸な立直にまんまと引っかかって7700点を献上。松本選手、寿人選手とほぼ並びの状態まで差を縮められた。
それでも、続く1本場では仕掛けを駆使してタンヤオのみ300・500を決め、東場を何とか44900点持ちのトップで折り返した。
そして、南1局には再び鳴きのタンヤオでドラ2の2000オールを加点。
続く1本場は1人聴牌で流局し、頭ひとつ抜け出した格好に。
しかし、これで逃げ切らせてくれないのが今日のメンツ。
南1局2本場に寿人選手から満貫を出あがった松本選手が勢いに乗り、南2局には内川選手との立直対決を制して満貫を決め、仲林選手は微差ながら松本選手に一時トップを譲った。
それでも、続く1本場で中ポンから発進し、最後はドラ2赤の満貫を内川選手から拾って再びトップに躍り出ると、
寿人選手の500・1000をはさんで迎えたオーラスは、松本選手と800点差のあがり競争の中、タンヤオ仕掛けを駆使してこの日自身7回目のアガり300・500をあがり切り、最後まで攻め倒し続けトップのまま逃げ切った。
インタビュー
勝利者インタビューでは「いやー最高ですね」と切り出すと、
激しい打ち合いとなっただけに2着インタビューを終えた松本選手を真横に「しつこいですよね。しつこい男は嫌われるよ」とジョークを飛ばした。
パイレーツはこの日、1戦目の鈴木優選手が2着でポイントを伸ばし、さらにこのトップで4位の麻雀格闘倶楽部までわずか50ポイントほどの位置に付け、「監督から『今日のためにお前らを取ったんだ』というlineをもらって、2人でポイントを積み重ねて来いという感じだったので良かったです」とチームの内情を明かした。
最後は「これで100ポイント近くまで持ってくることができました。この後6連戦があるので引き続きパイレーツを応援よろしくお願いします」と決意を新たにした。
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4/27 第二試合 結果
この試合を終えてのチームスコア
No. | チーム | ポイント |
1 | RAIDEN/雷電 | 213.4 |
2 | 風林火山 | 202.3 |
3 | ABEMAS | 181.1(+39.6) |
4 | 麻雀格闘倶楽部 | 146(▲6.9) |
5 | Pirates | 94.8(+81.8) |
6 | サクラナイツ | ▲293.1(▲114.5) |
試合後の仲林選手のツイート
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