執念でもぎ取ったこのトップは、今後の命運を分ける大きな1勝になるに違いない。
プロ麻雀リーグ「朝日新聞Mリー2022-23ファイナル」5月12日第1試合、麻雀格闘倶楽部・佐々木 寿人選手がオーラスの攻防を制し、低迷気味だったチームを盛り立てるファイナル個人初勝利を決めた。
対局は風林火山・松ヶ瀬 隆弥選手、寿人選手、ABEMAS・白鳥 翔選手、雷電・黒沢 咲選手の並びで開始。解説は、岡田 紗佳選手、渋川 難波選手。
5/12 第一試合 内容
寿人選手は東1局、親の松ヶ瀬選手から立直を受ける中、その現物である白単騎の七対子で上手く聴牌すると、立直の声をぐっと堪えてダマテンに構え、黒沢選手から手堅く1600点を奪った。
流局をはさんで迎えた東3局1本場には赤2の手から先制立直を放ち、松ヶ瀬選手の立直宣言牌を捉えて裏1の満貫を加点。
東4局には白鳥選手に700・1300を決められるも、東場を35200点のトップで終えた。
南1局には早々に先制立直を放ち、その後、白鳥選手にタンヤオ仕掛けの満貫確定聴牌を入れられるも、めくり合いをしっかり勝ち切って1300・2600の加点に成功した。
しかし、南2局の親番では白鳥選手の満貫ツモ親被りによって迫られ、オーラス突入時点でその差はわずか2500点差に。
そして、そのオーラスでは白鳥選手にツモれば逆転の369索三面張待ちの先制立直がかかり、絶体絶命の展開に。それでも、和了牌が脇に流れ、寿人選手もきっちり当たり牌を使い切って聴牌流局までもち込むと、
続く1本場は自風の西バックの鳴きを入れ、最後は白鳥選手から1000点の出あがりを決めてトップのまま駆け抜けた。
インタビュー
勝利者インタビューでは接戦を勝ち切った感想を問われ、「オーラスの攻防がまさにそうでしたね。勝てて良かったです」と切り出し、南4局について「(親の)黒沢さんが来ている感じがあまりなかったのでノーテンにできないなと。あそこで流局に持ち込めたのが次につながったと思います」と淡々と振り返った。
このトップが今ファイナルでは個人初勝利となり、チームも首位のABEMASまで100ポイントほどの位置に浮上。
最後は「残り3トップは必要と言ってますけど、4着を食わないように脱落しないように打つことも大事だと思ってます。前回ラスだったんですけど今回はトップが取れました。引き続き応援よろしくお願いします」と飛躍を誓った。
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5/12 第一試合 結果
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佐々木 寿人選手、白鳥 翔選手、黒沢 咲選手、松ヶ瀬 隆弥選手
この試合を終えてのチームスコア
No. | チーム | ポイント |
1 | ABEMAS | 239(+12.1) |
2 | 麻雀格闘倶楽部 | 139.5(+59.2) |
3 | RAIDEN/雷電 | 43.6(▲16.2) |
4 | 風林火山 | 29.7(▲55.1) |
試合後の寿人選手のツイート
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