ことしはこそは優勝の2文字を届けたい。
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月10日第2試合、ABEMAS・松本吉弘選手が初勝利を飾り、チームをトップに押し上げた。
対局は風林火山・勝又健志選手、雷電・瀬戸熊直樹選手、松本選手、ドリブンズ・村上淳選手の並びでスタート。東1局は松本選手が見事な手順で進行し、タンヤオ七対子ドラの黙聴6400を勝又選手から直撃。
続く東2局は親の瀬戸熊選手と松本選手の立直合戦が勃発し、瀬戸熊選手が勝又選手から裏3の親跳をあがって大きくリードした。しかし、ここから松本選手が怒涛の追い上げを見せ、次局は勝又選手の立直に踏み込んで1000・2000ツモ、東3局1本場には村上選手への立直に無筋を押し切ってあがりをものにするなど、3連続和了でトップに躍り出た。
松本選手は南1局にも好配牌を手にすると、あっさり立直ツモドラ赤で瀬戸熊選手を引き離しにかかり、その後は横移動を見守る形で素点を減らすことなくオーラスへ。そのオーラスは2着決めにかかった瀬戸熊選手に手堅く放銃し、鮮やかなトップを収めた。
完璧なバランスで圧巻の麻雀を披露するも、勝利者インタビューでは「75点ですね」と控えめに自己評価。それでも、勝又選手や村上選手の立直に踏み込んで加点した場面の思考を冷静に振り返り、好調だった昨年を上回る成長度合いをアピール。最後は「まずは早めに初トップが取れて良かったです。チームも順調。まだまだシーズンは長いんですけど、ことしこそは優勝という2文字を届けたい」と力を込めた。
実力はありながら、毎年3位と苦渋を舐め続けているABEMAS。ことしこそは頂点に立つ喜びをファンと共有するため、卓上のヒットマンはチームを背負い、勝ち頭として今後も輝き続けるつもりだ。
全局視聴するにはAbemaTVへ！
▼試合結果はこちら▼
▼試合後の松本選手のツイート▼
▼関連記事▼
▼Mリーグ試合速報はこちら▼
