安定感にさらなる磨きがかかったー。
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2022-23」10月4日第2試合、渋谷ABEMAS・日向藍子選手が和了2回放銃0回の安定した打ち筋を披露し、初登板でチームに初勝利を届けた。
新加入のサクラナイツ・渋川難波選手、風林火山・二階堂亜樹選手、ドリブンズ・鈴木たろう選手、日向選手の並びでスタートしたこの対局、序盤は亜樹選手が親で連荘しリードを広げた。展開が日向選手に傾いたのは東2局2本場。見事な手順で立直まで漕ぎ着けた日向選手は、🀛の先切りが奏功して亜樹選手から🀚のロンあがりを決めた。昨シーズンは裏ドラに恵まれなかったが、何とこれが裏3の跳満に化け、一気にトップ目に。
南場ではたろう選手から5200を直撃し、戦局を冷静に見極めながら放銃なしで終局まで持ち込んだ。
勝利者インタビューでは亜樹選手からの跳満直撃について問われると「🀛の先切りが効いたのかも。ラッキーでしたね」と謙虚に語り、「裏3はびっくりしました。嬉しかったです」とはにかんだ。幸先の良いスタートにも気を緩めることなく、今期の目標について「チームに100点でも多く持ち帰られるように粘り強く戦いたい。挑戦者の気持ちで臨みたいです」と締めた。
過去4シーズン全てファイナルに残るも優勝はないABEMAS。エースの多井隆晴選手の活躍だけでは優勝できないことは身に染みて感じている。待望の優勝シャーレを手にするためには日向選手の健闘が鍵を握るかもしれない。
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