勝負の命運を分ける1局に視聴者の熱い視線が注がれた。
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」3月3日第1試合、東4局に4人全員がテンパイでぶつかり、視聴者を盛り上げる一幕があった。
対局は渋谷ABEMAS・白鳥翔選手、TEAM雷電・本田朋広選手、U-NEXT Pirates・石橋伸洋選手、セガサミーフェニックス・東城りお選手の並びでスタート。
序盤は石橋選手がややリードする展開で進み、その時は訪れた。
東4局、まずは石橋選手が恒例の鳴き仕掛けで発進。親の東城選手はマンズの清一色が見える手が入り、上家の石橋選手が切った絶好の牌を立て続けにスルーし進行した。九蓮宝燈が狙えそうとはいえ、面前維持の強気な判断に、石橋選手の鳴きを甘く見ているかのような余裕さが垣間見えた。
局途中には実況の日吉辰哉プロが「耳よりの情報」と前置きし、東城選手がチームメイトの魚谷侑未選手から「石橋さんは鳴いたら弱い」というアドバイスをもらって対局に臨んでいるこぼれ話で盛り上げた。
その後はダブ東を鳴いて一番手の満貫テンパイを入れた東城選手と、1シャンテンまで漕ぎ着けた石橋選手の一騎打ちの様相に。ただ、数巡が経過すると、スルスルと手を進めていた白鳥選手がカンチャン待ちテンパイを入れて黙聴、さらには本田選手がドラを切ってのリーチとあっという間に状況が変化した。直後にはやっと石橋選手がテンパイを入れ、4者が壮絶なぶつかり合いを演出。
視聴者からは「なんか興奮してる」「いけえええええ」「全員やんけ」といったコメントが連投された。
結果は、本田選手が裏裏の満貫ツモ上がり。
対局はこの局が命運を分けたのか、本田選手が接戦を制してトップ、見事な手順を披露するも痛い競り負けを喫した東城選手がラスに沈んだ。この半荘はこのほか、石橋選手の全局参加、全局テンパイや白鳥選手の神業的な七対子、雷電の3戦連続トップなど盛りだくさんの内容だった。
ちなみに、実況の日吉プロが東4局に披露した魚谷選手のアドバイスのくだりは、実況直後に、魚谷選手が「言ってないわww」「日吉さん創作はやめてください」とツイッターでコメントし嘘が判明。
このツイートには「日吉さんにイエローカードですよね」「日吉さんの創作めちゃくちゃで笑ってます」と多くのリプが集まった。
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