世にも珍しい魔王の大長考ー。
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」2022年2月22日のスーパー猫の日に
KONAMI麻雀格闘倶楽部の魔王こと佐々木寿人選手が新たな一面を見せた。
対局選手は、渋谷ABEMAS・多井隆晴選手、赤坂ドリブンズ・村上淳選手、TEAM雷電・萩原聖人選手、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人選手。
魔王こと佐々木選手が新たな一面を見せたのはオーラス1本場。
佐々木選手といえば普段から自他共に認めるほどの「高速切り」で有名。
これまで出版した書籍でも
「どのくらい時間を掛けて考えても結果は変わらない。それよりも即決即断を繰り返しリズム良く打つことが一番結果に繋がる」と言っている。
そのため、視聴者からは「寿人がいるなら今日は早く終わるね」などの声がよくあがる。
しかし、この試合珍しく長考シーンがあった。
128秒の長考シーン
チームポイントも考慮しKONAMI麻雀格闘倶楽部はセミファイナルに進出するために
出来るだけ多くのポイントを積み重ねたいかつボーダー争うを行なっている赤坂ドリブンズとはなるべく離したい状況。
オーラス親の佐々木選手の連荘で1本場となり点数状況は下記の通り。
- 佐々木選手(親):41,200
- 多井選手:25,800(▲15,400)
- 村上選手:28,900(▲12,300)
- 萩原選手:3,100(▲38,100)
※()の数値は佐々木選手とのポイント差
多井選手、村上選手には満貫は打てない状況。
そのため、最初こそ手なりで進行するも
中盤で下家の多井選手がドラ含みの仕掛けをしたため降りの選択を決断。
村上選手も降り気味の捨て牌だったためそのまま多井選手がアガるかどうかかと思いきや
最終切り番の直前に村上選手が七対子でテンパイを入れリーチが打たれた。
佐々木選手は共通安牌がない状況に。
そして大長考が始まる。
ここからは下記の動画を見てもらえればと思います。
9:15から佐々木選手の長考時間が計測されます。
結果は放銃回避。
当たり牌の5pを触る仕草が何度かあっただけにドキドキしたが素晴らしい選択だった。
インタビューでは
「5pは20%くらいで切る可能性があった。応援してくれてるファンをヒヤヒヤさせてしまった。
だいぶ時間を使ってしまって申し訳ありませんでした。」と。
最後は自慢のポーズを取ろうとするも
久々のトップだったためかカメラとのタイミングが合わずも笑顔で締めくくる形となった。
視聴者・ファンからの声
長考する佐々木選手に
「珍しい」と言った声はもちろん多かったが、
「イケメン」「カッコ良いすぎる」という声が多く見られた。
佐々木寿人プロとは
項目 | 内容 |
所属 | 日本プロ麻雀連盟(22期入会) KONAMI麻雀格闘倶楽部(2018〜) |
生年月日 | 1977年1月12日 |
出身地 | 宮城県仙台市 |
配偶者 | 手塚 魦掬(日本プロ麻雀連盟) |
経歴 | 東北学院大学中退 |
主なタイトル | Mリーグ2020 MVP 最高打点の2冠 鳳凰位(第37期・第38期) 第10期チャンピオンズリーグ ロン2カップ2期(2011・2021) モンド杯 通算4回 天空麻雀 通算6回 第7期麻雀グランプリMAX 麻雀日本シリーズ2期(2018・2020) RTDトーナメント2019 |
キャッチフレーズ | 寡黙なリーチファイター 無敵のストリートファイター 麻雀攻めダルマ 魔王 混一色コンサルタント |
https://twitter.com/sasakihisato |
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