イケメンが最後に全てをかっさらった。
プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」2月25日第1試合、KONAMI麻雀格闘倶楽部の滝沢和典選手が、オーラスにトップ目の渋谷ABEMAS・白鳥翔選手から満貫を直撃して華麗な自身8勝目を飾り、7位の赤坂ドリブンズを引き離す大事なポイントをチームに持ち帰った。
対局は滝沢選手、白鳥選手、U-NEXTPirates・小林剛選手、EX風林火山・二階堂瑠美選手の並びで開始。
東場は流局が目立ち、高打点の和了もないじりじりとした展開で進行。
4者横一線で突入した南場は、
まず南2局1本場に小林選手が瑠美選手から満貫を出上がり抜け出すと、続く南3局は白鳥選手が裏3の跳満ツモ上がりでトップに立った。
オーラスは白鳥選手が中暗刻から逃げ切りを狙う鳴きを入れて4・7索テンパイを入れる中、3着だった滝沢選手もホンイツの手を着々と育てた。テンパイ取りで七対子か字牌のシャボ待ち選択を迫られ、シャボ待ちを選ぶと、白鳥選手からその一つだった東を仕留め、大まくりで締めくくった。
勝利者インタビューで最後のテンパイ取りについては「なんか引きそうだな」という思いでシャボを選択したことを明かすも、山には少なかったことから「紙一重ですね。本当に」と答えた。
滝沢選手はこの試合、オーラス以外も四暗刻のテンパイを入れたり、放銃を神回避したりと好プレーが光り、視聴者を楽しませた。これで自身は個人3位に浮上し、十分MVPが狙える位置。ただ、意識するかどうかを問われると「少しはですよ。まずはセミファイナルに残らないと何もならない。標的にならないようにポイントをキープして終盤戦に臨みたい」とチーム優先の、これまたカッコイイ発言を残し、気を引き締めた。
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